2024-01-01から1年間の記事一覧
眼鏡堂書店の蔵書より、独断と偏見に塗れた”もっと読まれてもいい本”を紹介しつつ、全力でニッチな方向へとダッシュする【眼鏡堂書店の本棚】。 今回ご紹介するのは、内田百閒の『ノラや』です。 ノラや (中公文庫) 作者:内田百閒 中央公論新社 Amazon 作品…
眼鏡堂書店の蔵書より、独断と偏見に塗れた”もっと読まれてもいい本”を紹介しつつ、全力でニッチな方向へとダッシュする【眼鏡堂書店の本棚】。 今回ご紹介するのは、村上春樹によるインタビュー集『約束された場所で アンダーグラウンド2』です。 約束され…
11/17(日)に、旧県庁前のPlayground Cafe BOXを会場に、夢野久作の『ドグラ・マグラ』を課題図書とした読書会を開催しました。 ドグラ・マグラ/夢野久作 夢野久作の『ドグラ・マグラ』といえば、ミステリ四大奇書*1のひとつにして、「読むと発狂する小説…
11/3に山形県東根市にあるまなびあテラスで開催された一箱古本市に出店しました。 一箱古本市@ひがしね 前日が雨だっただけに客足を心配したのですが、当日は見事な秋晴れ! 東根市の総合文化祭の中日ということもあり、たくさんのお客さんでにぎわいました…
遂に11月に入り、年末がすぐそこまでやってまいりました。 そんなセミ年末の11月の読書会のご案内です。 今回の課題図書は、Twitter&Facebookにて行った「ミステリ四大奇書総選挙」。その結果、みごと1位を獲得した夢野久作『ドグラ・マグラ』です! ドグラ…
さて。 眼鏡堂書店です。 眼鏡堂書店、は屋号というかペンネームみたいなもので実際の本屋ではないのですが、年に数回(1回かもしれん)、実際の本屋に限りなく近い存在へとメタモルフォーゼするのです! というわけで、11/3(日)東根市のまなびあテラスに…
10/20(日)に、さくらんぼ東根駅前のコーヒー屋おおもりにて『地元を舞台にした本&地元について書かれた本』をテーマにした読書会を開催しました。 いつもの課題図書形式ではなく、テーマに沿った本を自由な切り口で紹介するという初めての試み。告知当初…
9月29日(日)に、山形市にあるQ1にて開催された、紅花読書会さま主催のサン=テグジュペリ『星の王子さま』を課題図書とした読書会に参加してきました。 紅花読書会@Q1 『星の王子さま』サン=テグジュペリ 世界で1億冊も売れたという名著の中の名著。 な…
これを書いている時点では、ちょうど9月の2度目の連休が終わったところです。 いかがお過ごしになられましたか?皆様。 眼鏡堂書店の連休は、概念上の存在として過ぎ去りました。 連休を満喫された皆様への怒りとかうらやましいとか、そういう気持ちも沸くこ…
9月15日(日)さくらんぼ東根駅前のコーヒー屋おおもりにて、中島らもの『今夜、すべてのバーで』を課題図書とした読書会を開催しました。 今夜、すべてのバーで/中島らも おりしもこの日は、山形県が誇る大イベント『日本一の芋煮会フェスティバル』の開催…
9月です。 皆さん知ってますか?今年はもう、2/3が終わったっぽいですよ。 ぼやぼやしてると、後ろからバッサリですよ。 そうです。9月です。 そんなわけで、9月の読書会のご案内です。 今回の課題図書は、中島らもの『今夜、すべてのバーで』です。 今夜、…
8/18(日)に、山形市にある旧山形県庁・文翔館前にあるPlayground Cafe BOXにて、マーティン・エイミスの『関心領域』を課題図書とした読書会を開催しました。 基本的に過去作品を取り上げることが多めな眼鏡堂書店の読書会にあって、現在進行形の書籍を取…
眼鏡堂書店の蔵書より、独断と偏見に塗れた”もっと読まれてもいい本”を紹介しつつ、全力でニッチな方向へとダッシュする【眼鏡堂書店の本棚】。 今回ご紹介するのは、アンネマリー・シュヴァツェンバッハの作品集『雨に打たれて』です。 『文学ラジオ 空飛び…
明日から8月でございます。 おう なつだぜ おれは げんきだぜ あまり ちかよるな おれの こころも かまも どきどきするほど ひかってるぜ 「おれはかまきり」より抜粋 そんな8月でございます。 眼鏡堂書店としましては、8月は「戦争モノ」について読み深めて…
眼鏡堂書店の蔵書より、独断と偏見に塗れた”もっと読まれてもいい本”を紹介しつつ、全力でニッチな方向へとダッシュする【眼鏡堂書店の本棚】。 今回ご紹介するのは、皆さんお楽しみの一冊! 吉村昭の『羆嵐』です。 羆嵐/吉村昭 ヒグマの嵐と書いて羆嵐(…
7/21(日)に、さくらんぼ東根駅前のコーヒー屋おおもりにて、安部公房の『燃えつきた地図』を課題図書にした読書会を開催しました。 おりしも今年は安部公房生誕100年! 乗るしかない!このビッグウェーブに! とはいえ、『箱男』や『砂の女』はみんなチョ…
眼鏡堂書店の蔵書より、独断と偏見に塗れた”もっと読まれてもいい本”を紹介しつつ、全力でニッチな方向へとダッシュする【眼鏡堂書店の本棚】。 今回ご紹介するのは、Wikipedia3大文学から小林照幸の『死の貝 日本住血吸虫症との闘い』です。 死の貝 日本住…
眼鏡堂書店の蔵書より、独断と偏見に塗れた”もっと読まれてもいい本”を紹介しつつ、全力でニッチな方向へとダッシュする【眼鏡堂書店の本棚】。 今回ご紹介するのは、6/16の『高丘親王航海記』読書会にてご紹介した、澁澤龍彦の『フローラ逍遥』です。 フロ…
7月になってしまいました。まだ、体感的には4月を半分ぐらい過ぎた感じなのに。 時の流れの速さに戦慄しつつも、最近、方々でいろいろな読書会が開かれていて、本好きの輪がどんどんと広がればいいと思っています。本好きでなくとも、読書会は面白い場なので…
眼鏡堂書店の蔵書より、独断と偏見に塗れた”もっと読まれてもいい本”を紹介しつつ、全力でニッチな方向へとダッシュする【眼鏡堂書店の本棚】。 今回ご紹介するのは、山白朝子の『エムブリヲ奇譚』です。 エムブリヲ奇譚/山白朝子 あらすじは、 「わすれた…
6/16(日)に、山形市にある旧山形県庁・文翔館前にあるPlayground Cafe BOXにて、澁澤龍彦の『高丘親王航海記』を課題図書とした読書会を開催しました。 Playground Cafe BOX お初の会場(ほかの読書会の会場として何度かお邪魔していますが)ということで…
東根市を中心に読書会などを開催している眼鏡堂書店です。 お初の方は初めまして。すでに知っている方は、平素お世話になっております。 眼鏡堂書店の読書会は、一冊の本をみんなで読む課題図書形式をとっています。 というわけで、今後の課題図書のご紹介で…
5/26(日)に、山形市の遊学館にて行われた山形読書会に参加してきました。 6月の眼鏡堂書店の読書会を山形市内で開催したいということもあり、事前に偉大なる主催者閣下へ「早く行きますんで、会場設営手伝います」などと調子よく言っておきながら、ギリギ…
もう6月ですよ、ぼんやりしているうちに1年の半分が終わってしまいました。 そんな、ぼんやり眼鏡人(※めがねびと、と読みます)の眼鏡堂書店です。 そんなぼんやりした心に必要なのは、すなわち”旅”! 本で旅をすればお金もかからずWin Win! というわけで…
5月19日(日)さくらんぼ東根駅前のコーヒー屋おおもりにて、大江健三郎の『飼育』を課題図書とした読書会を開催しました。 今回の参加者は、主催の眼鏡堂書店を含め3名。しかも全員眼鏡。 メガネ・グランドスラムの達成です。 飼育/大江健三郎 さて。 今回…
これを書いている時点で、ゴールデンウイークもあと1日。『羆嵐』『死の貝』『八甲田山死の彷徨』などという反アウトドア三部作を読んでしまい、熊と寄生虫と雪山遭難に恐れおののく眼鏡堂書店です。 みなさま、連休をいかがお過ごしになりましたか? という…
4/21(日)に、山形市にある霞城セントラルにて開催された一箱古本市@山形 読書会に参加してきました。 眼鏡堂書店も課題図書形式で読書会を開催しているのですが、主催ではなく参加者として課題図書の読書会に参加するのは初。さらに言えば、今回の課題図…
明け方の地震で起こされた眼鏡堂書店です。皆さん無事ですか? 眼鏡堂書店の如き積ん読者くらいになると枕元にうずたかく未読本を積むのです。(宗教的な儀式と思ってください)ゆえに地震は即、打撃へとつながります。そのため、地震の感知が研ぎ澄まされて…
3/24(日)に、山形駅西口広場にて開催されました、一箱古本市@山形に出店してきました。 当日まで天気が崩れ気味でどうなるものやらと心配したのですが、当日は快晴!(でも、ちと寒い) これは日頃の行いが良いせいでしょう。 誰の、とは言いませんが。 …
2月18日(日)さくらんぼ東根駅前のコーヒー屋おおもりにて、フェルディナント・フォン・シーラッハの『コリーニ事件』を課題図書とした読書会を開催しました。 季節は二月中旬にもかかわらず、あたりの景色はまるで4月のよう。 でも騙されるな! まだ2月だ…