眼鏡堂書店

山形県東根市を中心に、毎月の日曜日の午後に1冊の本をみんなで読む読書会を開催しています。 課題図書は、主催者の独断と偏見による”もっと読まれてもよい本”です。

眼鏡堂書店の読書会『私の推し本』

今年も半分が過ぎ、もう夏がやってきてしまいました。この暑さを乗り切るために、涼しいお店での読書会のご案内です。
今回は『私の推し本』というテーマで、開催しようと思います。皆さんの推しを1~2冊ほど読み、それぞれゆるっと感想などを話し合おうと思います。
小説、漫画、ノンフィクションetc、本であればジャンルを問いません。(※公序良俗に反しないこと、宗教やビジネス勧誘を行わない&繋がらない、という前提のもとです。念のため)
鼻息の荒いあなたの推しっぷりをぜひお聞かせください。
【日 時】
7月17日(日)14:00~16:00
(7月14日(木)の17:00を締め切りとします)
【読書会の進め方】
『私の推し本』というテーマに沿って1~2冊ほど選んであらかじめ読み、当日その感想等についてディスカッションしていきます。(ディスカッションの際は、紳士的かつ冷静な対応をお願いします。(←重要)
今回は、山形読書会のスタイルで進めます。進め方については当日ご紹介します。
【参加費】
コーヒー屋おおもりでの1品以上の注文をお願いします。
【定 員】
6人(※主催者含めた2名を最少開催人数とし、満たなかった場合は中止とさせていただきます)
【お申し込み方法】
コメントで参加のメッセージを。※当日のキャンセルや遅刻はコメント欄でお知らせください。
皆様のご参加をお待ちしております。
拡散希望です。バンバン広めてください。

【開催中止】『父の帽子』森茉莉

残念ながら今回は最少催行人数に達しなかったため中止といたします。
なお、次回は7/17(日)、課題図書ではなく『私の推し本』という非常にざっくりしたハードル低めの読書会の予定です。
詳細につきましては、開催日の約2週間前にページをアップいたしますので、少々お待ちください。
以上、眼鏡堂書店でした。

【開催のお知らせ】『父の帽子』森茉莉

いよいよ今年も半分を過ぎようとしています。本格的な夏も近づき、皆様いかがお過ごしでしょうか?それでは、6月の読書会のご案内です。

今回は、開催日が父の日ということもあり、往時は教科書にも載っていたという父と娘の名エッセイとして知られる、

『父の帽子』森茉莉

です。

また、今回は少し変則的ですが、課題図書のほかに”家族”というテーマで紹介したい本を持ってきてもOKとします。

 

【日 時】

6月19日(日)14:00~16:00

(6月16日(木)の17:00を締め切りとします)

【読書会の進め方】
課題図書をあらかじめ読み、当日その感想等についてディスカッションしていきます。(ディスカッションの際は、紳士的かつ冷静な対応をお願いします。(←重要)

また、今回は”家族”というテーマで持参した本についても話していこうと思います。やり方については山形読書会のスタイルで進めます。進め方については当日ご紹介します。
【参加費】
コーヒー屋おおもりでの1品以上の注文をお願いします。
【定 員】
4人(※主催者含めた2名を最少開催人数とし、満たなかった場合は中止とさせていただきます)
【お申し込み方法】

コメントで参加のメッセージを。※当日のキャンセルや遅刻はコメント欄でお知らせください。
皆様のご参加をお待ちしております。
拡散希望です。バンバン広めてください。
 
今回の課題図書について、アマゾンでのリンクを貼っておきます。必要に応じてご利用ください。

【開催しました】『川端康成★総選挙』

5/15に山形市のイベントスペースN-GATEにて、『川端康成★総選挙』と題した読書会を行いました。



今年は文豪川端康成の没後50年ということもあり、全ての川端康成作品(関連作品を含む)を対象というニッチ&イレギュラーな読書会でしたが、主催者含め3名の参加者があり無事に会を開くことができました。大変ありがとうございます。

川端康成といえば『伊豆の踊子』『雪国』が代表作なのですが、さすがはニッチで知られる眼鏡堂書店の読書会。参加者全員が持ってきたのが本流から外れた異端の傑作『眠れる美女』と『片腕』(笑)

ということで、基本的にこの2作品を中心に読書会を進めていきました。

眠れる美女』は性的機能を失いつつある老人が眠っている少女と添い寝をする、という谷崎潤一郎チックな作品。とはいえこの作品、大変よくできている反面、本流の川端作品から逸脱しているがゆえに、”代筆疑惑”が持ち上がっている作品でもあります。ちなみに、代筆した(といわれている)のは三島由紀夫。言われてみると、たしかに三島っぽいところがチラホラ。読書会では、作品のある個所について強烈に三島っぽい文章があったので、そこをご紹介しました。

ただ、この代筆疑惑の真偽をややこしくするのが、川端康成が文体模倣(パスティーシュ)に非常にたけた人だ、ということ。弔辞の名人と呼ばれ、文人や文化人が亡くなると川端が弔辞を読むのが通例だった時期がありました。その際の弔文ではなくなった相手にふさわしい長文を読むわけなのですが、その文章が故人の文章を模倣しつつそこに自分の個性も加味するという離れ業をやってのける。

こういう人なので、三島っぽい文章を書け、と言われたとしてそれが当人以上に三島っぽく書くことができるというあたりに、問題の深さとややこしさがあるようです。

それはさておき。

参加者の方からは「最近の小説と比べて、一区切りが長く会話のテンポもゆっくりしていて、最初は戸惑った」というご意見が。

言われてみれば、最近の小説は一文一文が短く、会話にしても短いセリフがテンポよくポンポン並ぶ印象。それに比べて、この当時の小説はとにかくみっちりと詰まっている感じ。まあ、どっちが良くてどっちがダメという話ではないのですが。

話を『眠れる美女』に戻します。

性的機能を失いつつある老人が深く眠った少女と添い寝する、という話の筋なのですが、作品が書かれたときの川端康成は60歳。主催者としては男として枯れるがはやすぎやしないだろうか?と思ったところ。だって、ミック・ジャガーリッチー・ブラックモアクリント・イーストウッドもバリバリ現役で子供を作っているわけで、という話をしましたが、これは完全に比較対象を間違えています。

ほかにも、参加者の方から「作者が男性だからか、相手の少女の外見ばかりが描かれていて、内面が全く描かれていない」という指摘が。

たしかに、これは『眠れる美女』だけでなく『片腕』にも共通するところ。

眠れる美女』を激賞した作家の中に澁澤龍彦がいるのですが、彼は著書『少女コレクション序説』のなかで、「物言わず、自我を持たない美しい少女は最高の鑑賞物である」というようなことを書いています。それが川端康成も同様かどうかは……。

この話題から、話は脱線。

結婚やお見合いの話へ。まあ、これは主催者も結構プライベートなことを話したのでここでは割愛。なかなか深みのある話となりました。

 

『片腕』についてもフェティッシュな部分が多々。ただ、女性が右腕を外して託される、という。書き方によればもっとおどろおどろしくも書けるだろうけど、非常にきちんとした書き方。『眠れる美女』も同様で、フェティッシュにもかかわらず非常に清潔感があるのが、川端康成の腕前というところでしょうか?

時代的に、シュルレアリスム(超現実主義)が存在するとはいえ、明治生まれのおじいちゃん作家が書く内容ではない、というのが驚くべきところ。ちなみに、もっと突っ込んだ言い方をするなら『片腕』はむしろマジックリアリズム。ちなみに、この時期、マジックリアリズムは南米で誕生したばかりくらいだと思ったので、より一層驚愕です。

 

なお、他作品として主催者は『古都』を読んできたのですが、途中で挫折。

挫折理由は、一言。「つまらなかった」

睡眠薬を乱用して書いた作品の割には、むしろ明晰すぎて拍子抜けしたのが、つまらない、という印象につながったのではないかと思われ。

 

さて、次回なのですが、

日時は6/19(日)14:00~16:00、場所は東根市さくらんぼ駅前のコーヒー屋おおもり。

課題図書は、かつて教科書にも載っていたという名エッセイ、『父の帽子』森茉莉です。

 

読書会にご参加いただきました皆様、大変ありがとうございました。
まだのご参加をお待ちしております

【開催のお知らせ】『川端康成★総選挙』

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5月の読書会のご案内です。
普段は東根市で開催している眼鏡堂書店の読書会ですが、今回は山形市内で開催いたします。なので普段とは少々違ったアプローチをしてみようと思います。
今年は、日本文学を代表する文豪、川端康成の没後50年。
ということで、課題図書は『川端康成作品全部』、題して『川端康成総選挙』を開催いたします。
ぜひ、あなたの心の”推し康成”とともにご参加をお待ちしております。
【日 時】
5/15(日)14:00~16:00
(5/11(水) 17:00を締め切りとします)
【場 所】
N-GATE NANOKAMACHI
山形市七日町1-1-1 N-GATE1階)
【読書会の進め方】
お好きな川端康成作品をあらかじめ読み、当日その感想等についてディスカッションしていきます。(ディスカッションの際は、紳士的かつ冷静な対応をお願いします。(←重要)
川端康成関連作品も課題図書に含みます。
【参加費】
会場費として100円のご協力をお願いしたします。
【定 員】
10人(※主催者含めた2名を最少開催人数とし、満たなかった場合は中止とさせていただきます)
【お申し込み方法】
コメントで参加のメッセージを。※当日のキャンセルや遅刻はコメント欄でお知らせください。
皆様のご参加をお待ちしております。
拡散希望です。バンバン広めてください。

【開催しました】『蒼ざめた馬』ロープシン

本日4/17に、さくらんぼ東根駅前のコーヒー屋おおもりにて読書会を開催いたしました。

ご参加頂きました皆様、そして、会場をお貸しいただきましたコーヒー屋おおもりのマスター&ママさん、大変ありがとうございます。

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今回の課題図書は、ロープシンの『蒼ざめた馬』。

あらすじは

秋の夜が落ちて、星が光りはじめたら、わたしは最後の言葉を言おう―二〇世紀黎明のロシアの漆黒の闇を、爆弾を抱えて彷徨するテロリストたちの張り詰めた心情と愛と孤独。社会革命党(エス・エル)戦闘団のテロ指導者サヴィンコフがロープシンの筆名で発表した終末の抒情に富んだ詩的小説は、9・11以後の世界の黙示録である。

なのですが、いざ開催する段階でちょっとした問題が発生。

当日参加者の方に言われたのですが、「図書館にも書店にもない。ネットで中古は買えるようだけど……」。主催者は主観として、けっこう本屋の棚にあったような印象があったのですが、それって十年以上前の主観。今後の課題図書の選定の参考にしていこうと思います。

とはいえ、課題図書が読めない状況ながら「せっかくなので主催者がどんな風に紹介するか聞きに来た」という少々イレギュラーなかたちでの開催と相成りました。

ご参加いただきただただ感謝です。

 

まずはざっとした作品のストーリーと、読んでみての印象、簡単な感想などを紹介。

一つ一つのセンテンスが短く(日記の記述なので)、文章自体も非常にシンプル。

ただ、読めば読むほど頭をよぎるのは連合赤軍。モスクワ総督暗殺を目指す彼らの行動がまるであさま山荘事件のように見えてきます。

参加者の方がロシアの歴史の本や地球儀を持参していただいたので、ロシア革命から日露戦争独ソ戦や現在のウクライナ情勢などを地理的に確認しながらディスカッションしていきました。未だかつて、眼鏡堂書店の読書会でここまで課題図書をほったらかしにした回もないというくらい、近代ロシア(ソ連)の歴史について学んだ気がします。

 

あわせて、ロシアのSF小説もご紹介いただきました。

主催者はSFに疎いので、大変刺激になりました。(ボグダーノフの『赤い星』は読んでみたいと思います)

 

今回の読書会にご参加いただきました皆様、大変ありがとうございました。


次回なのですが、東根市を飛び出し山形市にて開催いたします。

日時は5/15(日)14:00~16:00、場所は七日町のN-GATEです。

そして課題図書ですが、今年が文豪・川端康成の没後50年ということもあり、『川端康成★総選挙』と題し、川端康成作品から自由に課題図書を選んでいただく読書会を開催したいと思います。

ぜひ、あなたの心の”推し康成”とともにご参加をお待ちしております。

 

読書会にご参加いただき、大変ありがとうございました。
まだのご参加をお待ちしております。

【開催のお知らせ】『蒼ざめた馬』ロープシン

4月になり、新しい生活を始めた方も多いかと思います。皆様いかがお過ごしでしょうか?

それはともかく、今現在ヨーロッパでは終わりの見えない戦争が繰り広げられています。このような世界情勢を鑑み、今回はロシア文学を課題図書としました。

今回の課題図書は、
『蒼ざめた馬』ロープシン 
です。
【日 時】
4/17(日) 14:00〜16:00
(4/14(木)17:00を募集の締め切りとします)
【場 所】
コーヒー屋おおもり
( 山形県東根市さくらんぼ駅前3丁目4−1)
【読書会の進め方】
課題図書をあらかじめ読み、当日その感想等についてディスカッションしていきます。(ディスカッションの際は、紳士的かつ冷静な対応をお願いします。(←重要)
【参加費】
コーヒー屋おおもりでの1品以上の注文をお願いします。
【定 員】
6人(※主催者含めた2名を最少開催人数とし、満たなかった場合は中止とさせていただきます)
【お申し込み方法】

コメントで参加のメッセージを。※当日のキャンセルや遅刻はコメント欄でお知らせください。
皆様のご参加をお待ちしております。
拡散希望です。バンバン広めてください。
 
今回の課題図書について、アマゾンでのリンクを貼っておきます。必要に応じてご利用ください。