これを書いている時点で、ゴールデンウイークもあと1日。
『羆嵐』『死の貝』『八甲田山死の彷徨』などという反アウトドア三部作を読んでしまい、熊と寄生虫と雪山遭難に恐れおののく眼鏡堂書店です。
みなさま、連休をいかがお過ごしになりましたか?
というわけで、かねてからの告知通り、大江健三郎の『飼育』を課題図書とした読書会を開催します。
あらすじは、
戦時中にアメリカの飛行機が撃墜され、森の奥の谷間の村に黒人兵が落下傘で降りてくる。捕らえた黒人兵をどう処置するのか、県の指令がくるまでの間、語り手の少年・僕の家の地下倉で黒人兵を「飼育」することになる。最初は「獲物」であった黒人兵と僕の関係は日毎に人間的な触れ合いになっていく。(Wikipediaより一部抜粋)
本作で大江は芥川賞を選考委員の絶賛を受けての受賞。このときわずか23歳。
後の輝かしい受賞遍歴は言うまでもないのですが、当時絶賛を受けた本作がはたして今現在も芥川賞を獲るに足る作品であるかどうか、改めて読んでみようと思います。
なお、作品自体は短いので読む気になれば1日で読めます。
それでは、読書会の日時や場所等の紹介です。
【日 時】
5月19日(日) 14:00~16:00
※5月16日(木)の17:00を締め切りとします。
【場 所】
さくらんぼ東根駅前 コーヒー屋おおもり
※お越しの際は、「読書会で来ました」など、お店のマスターかママさんに言ってもらえれば、会場に案内してもらえます。
【参加費】
コーヒー屋おおもりでの1品以上の注文をお願いします。
【定 員】
6人(※主催者含めた2名を最少開催人数とし、満たなかった場合は中止とさせていただきます)
【お申し込み方法】
以下のどれかで申し込みください。
1)コメントで参加のメッセージを。
2)openworksnovel@gmail.comに参加のメールを。
3)TwitterのDMやメッセージで。
皆様のご参加をお待ちしております。
※拡散希望です。バンバン広めてください。