眼鏡堂書店

山形県東根市を中心に、一冊の本をみんなで読む課題図書形式の読書会を開催しています。 また、眼鏡堂店主による”もっと読まれてもよい本”をブログにて紹介しています。

【開催のお知らせ】関心領域/マーティン・エイミス

明日から8月でございます。

 

おう なつだぜ

おれは げんきだぜ

あまり ちかよるな

おれの こころも かまも

どきどきするほど

ひかってるぜ

「おれはかまきり」より抜粋

 

そんな8月でございます。

 

眼鏡堂書店としましては、8月は「戦争モノ」について読み深めていきたいと考えております。ちなみに、一昨年は島尾敏雄の『出発は遂に訪れず』を課題図書とした読書会を開催しました。

というわけで、今年は映画『関心領域』の原作をみんなで読んでいこうと思います。

あらすじは、

第96回アカデミー賞2部門受賞!「今世紀最も重要な映画」と評された『関心領域』の原作小説――おのれを「正常」だと信じ続ける強制収容所のナチ司令官、司令官の妻との不倫をもくろむ将校、死体処理の仕事をしながら生き延びるユダヤ人。おぞましい殺戮を前に露わになる人間の狂気、欲望、そして──。諷刺と皮肉を得意とする作家エイミスが描きだす、ホロコーストという「鏡」に映し出された人間の本質。(Amazonより抜粋引用)

 

映画と原作はだいぶ違う内容となっており、その辺の対比についても話していければと思っています。

ハンナ・アーレントによるアドルフ・アイヒマンへの論評で有名な「凡庸な悪」。

はたして、ナチス側の目線で描かれる本作においてもこの「凡庸な悪」が世界史上に残る大罪を犯すに至ったのか否か、について考えていけたらと思っています。

 

それでは日時や場所等のご案内です。

 

【日 時】 

8月18日(日) 14:00~16:00

※8月15日(木)の17:00を締め切りとします。

 

【場 所】 

Playground Cafe BOX

〒990-0042 山形県山形市七日町3丁目5−番18号

※お車でお越しの方は周辺駐車場をご利用ください。

 

 

【参加費】
Playground Cafe BOXでの1品以上の注文をお願いします。


【定 員】
6人(※主催者含めた2名を最少開催人数とし、満たなかった場合は中止とさせていただきます)


【お申し込み方法】

以下のどれかで申し込みください。

1)コメントで参加のメッセージを。

2)openworksnovel@gmail.comに参加のメールを。

3)TwitterのDMやメッセージで。


皆様のご参加をお待ちしております。
拡散希望です。バンバン広めてください。