さて。
眼鏡堂書店です。
眼鏡堂書店、は屋号というかペンネームみたいなもので実際の本屋ではないのですが、年に数回(1回かもしれん)、実際の本屋に限りなく近い存在へとメタモルフォーゼするのです!
というわけで、11/3(日)東根市のまなびあテラスにて開催される一箱古本市に出店します。
普段であれば、無軌道なラインナップで出店するのですが、今回は昨年亡くなった父の蔵書整理を兼ねています。そんな父の蔵書の中から、皆さんに読んでいただけるであろう本を中心にセレクトしています。もちろん、眼鏡堂書店の蔵書からも出品しますが。
お値段は、算数が苦手な眼鏡堂書店のアタマにやさしい、1冊100円均一!
そんなラインナップの中から、一部をご紹介します。
『トンデモ本の世界』
UFO、超科学、超古代史、大予言、ユダヤの陰謀...著者は「衝撃の真実!」のつもりだが、はたから見れば大笑いのトンデモない本のことである!ハルマゲドンを笑い飛ばした痛快無比のベストセラー。SF作家・山本弘を中心に、先ごろ亡くなった評論家の唐沢俊一、オタキングこと岡田斗司夫などなど、執筆陣は濃い面々。また、奥付等にはかかれていないが、現在映画評論家として活躍している町山智浩が編集者だったころ、初めて出したヒット作がコレ。
『世界の駄っ作機』岡部ださく
月刊モデルグラフィックス市場で今なお連載されている人気コラム。戦史を彩った数々の名作機の陰に、誰に知られることなく消えていった駄作機あり。歴史の狭間に消えていった駄目飛行機たちの涙と笑いのストーリーを紹介する。表紙の飛行機、勇ましく飛んでるだろ?実際、どのくらいの高さまで飛べるのか、この本読むと腰抜かすぞ!なお、岡部ださくは軍事評論家岡部いさくのペンネーム。
『天地人』火坂雅志
上杉家・景勝の家臣でありながら、豊臣秀吉、徳川家康らを魅了し、また、最も恐れられた男——その名は、直江兼続。
上杉謙信を師と仰ぎ、兜に「愛」の文字を掲げた兼続は、その波乱の生涯を通じて、民・義・故郷への愛を貫きました。
「利」を求める戦国時代において、「愛」を信じた兼続の生き様は、弱者を切り捨て、利益追求に邁進する現代人に鮮烈な印象を与えます。
米沢を中心に大河ドラマフィーバーを巻き起こしたのが本作。お値打ち価格なのでぜひ勝ってください。あと、眼鏡堂書店は村山地方出身なので上杉直江は敵です。
『雨に打たれて』アンネマリー・シュヴァツェンバッハ
本の詳細は、コチラから。
glassesbookstore.hatenablog.jp
よい本でしたが、眼鏡堂書店よりも刺さる人がいるだろうから放出。地方でこういう本を入手する機会も少ないので、今がチャンスですよ!
そのほかにも、浅田次郎や東野圭吾、有川浩、筒井康隆、井上ひさしといった人気作家のほか、村上龍、高橋源一郎、島田雅彦といった純文学作家も取り揃えました。
皆様のお越しをお待ちしております。
併せて、11/17の課題図書『ドグラ・マグラ』夢野久作の読書会、その募集もこの日から開始する予定です。そちらについても、皆様のご参加をを待ちしております。
最後に、内容の感想やリクエスト、記事を見て本を読みました、読み返しましたなどありましたらコメント欄に書き込んでいただけるとありがたいです。あと、もし気に入っていただけたなら、読者になっていただいたり、ツイッターのフォローや、#眼鏡堂書店をつけて記事を拡散してもらえると喜びます。以上、眼鏡堂書店でした。