さて、眼鏡堂書店です。
今年も残すところわずかとなってしまいました。
というわけで、眼鏡堂書店の今年度最後の読書会のご案内です。
課題図書は眼鏡堂書店では初となる戯曲、サミュエル・ベケットの『ゴドーを待ちながら』です。
あらすじは、
「『ゴドー』に接して、人はむしょうにおしゃべりになりたがっている自分を見出す。[…]無数の解釈が生まれ、すれちがい、ゆらめき、消尽されてゆく、その過程がまさにこの作品を観たり読んだりする経験の実体にちがいないのだ。[…]「ゴドーを待つ」という、あるようなないような枠組(大いなる物語)は、過去と未来のあいだに宙吊りにされたこの現在あるいは現代の瞬間を生き生きとさせるための仕掛けにすぎないのかもしれない。」(本書「解題」より)
田舎道。一本の木。夕暮れ。エストラゴンとヴラジーミルという二人組のホームレスが、救済者・ゴドーを待ちながら、ひまつぶしに興じている──。不条理演劇の代名詞にして最高傑作、待望のペーパーバック化!(Amazonより引用)
日本最大の読書会である猫町俱楽部で課題図書となった際は、主催者&参加者全員が「これはなんだ?」「わからない」と首をかしげたことが知られています。また、今年のノーベル文学賞受賞者のヨン・フォッセが劇作家であることもあり、小説だけではなく、もっと広く文学作品を読んでみようと思い、課題図書にしてみました。
それでは、読書会の日時や場所等についてです。
【日 時】
11月19日(日)14:00~16:00
※11月16日(木)の17:00を締め切りとします。
【場 所】
※いつも少人数なので、飛び込みで入店しようと考えています。開催可能人数が集まったら、参加者の方には別途お知らせします。
【参加費】
1品以上の注文をお願いします。
【定 員】
4人(※主催者含めた2名を最少開催人数とし、満たなかった場合は中止とさせていただきます)
【お申し込み方法】
以下のどれかで申し込みください。
1)コメントで参加のメッセージを。
2)openworksnovel@gmail.comに参加のメールを。
3)TwitterのDMやメッセージで。
皆様のご参加をお待ちしております。
※拡散希望です。バンバン広めてください。