3/23(日)に、山形駅西口にあります山銀ホール広場にて開催された『一箱古本市@山形』に出店してまいりました。

当日は晴天とはいえまだまだ風が冷たく、主催者からのホッカイロの差し入れが大変身に沁みました。
さて。
今回の眼鏡堂書店は過去イチ尖った商品ラインナップ。山田風太郎、澁澤龍彦、中井英雄、種村季弘、アンドレ・ブルトン、夢野久作などなど、広義における”幻想文学”で固めてみました。なお、価格は1冊100円。計算が苦手なポンコツにやさしい価格設定です。
何度か出展させていただいており、もうなじみの方もいらっしゃるのですが、たくさんの方に見ていただける&買っていただけるのはうれしいものです。
併せて、買っていただけなくとも様々お話しできるのは、これもまた出店の醍醐味。
前日、消防団の幹部会というクソ行事ですさんだ心を皆様が優しく癒してくれるのです。
前回は、愛用のギター(※最近弾いてない)ガネーシャ(通称:ガネたん)を持って行ったのですが、今回はBluetoothで接続できる手のひらアンプを持参し、店内BGMを流そうという試み!
早速流したのは、ホラー映画のサウンドトラック!
眼鏡堂書店的にはグッドだが一般的にはバッドらしく、客足が見る見るうちに遠のいたので、こりゃアカンとばかりにおしゃれジャズを流しました。
たちどころに客足が回復。時流におもねるということの重要さを肌で知りました。
ジャズ、最高。
あと、ボストン・エージさんのプロレス投稿(イラスト)をとても楽しんでおりまして、エージさんがTwitterで「ご自由にお使いください」とあげていらしたイラストをプライスカードとして使っているのですが、「EVILだ!」と反応してくれる人が多数!

山形市のプロレス人口の高さを垣間見た気がします。
ちなみに、そんなEVIL社長がリーダーを務めるヒールユニット『HOUSE OF TORTURE』を眼鏡堂書店は応援しています。
それはさておき。
個人的には、幻想文学、というものが特異な目で見られているのだなあという印象。
特に山田風太郎という作家に対する半笑い感。
どうしても忍法帖シリーズに付きまとう「荒唐無稽」という決まり文句が、悪い意味で新規の読者を遠ざけているような印象。物語の構成や展開、長編をきちんとまとめる筆の確かさ。江戸川乱歩の最後の弟子にふさわしいその才能を「荒唐無稽だから」で手に取らない、というのはちょっともったいない。
眼鏡堂書店的にはもっといろんな一箱古本市に出店する際に、山田風太郎を推していこうと思ったところ。ほら、一箱の常連で「岩波文庫を激推しするお姉さま」もいることだし。
そんなこんなで、今回は59冊の本が眼鏡堂書店のもとを旅立ちました。
お買い上げいただいた皆様に、より良い本との出会いがありますように。
今回の出店に関して、主催の嵐田様はじめ運営の皆様、そして出店者の皆様、大変お疲れさまでした。併せて、会場にお越しいただきました皆様、大変ありがとうございました。

最後に、今回会場にて買った本をば。
こういう出会いもまた、一箱の醍醐味。

そして、今回の個人的なミッション。
ポッドキャスト『積ん読ざんまい』のマト文庫さまより、一筆いただきました!

さすがに困惑されていましたが、ご対応いただきありがとうございます。
吉村昭をおろそうとするも、昭が「オレ、そういう作家じゃないし」とおりてこなかったという話はツボに入りました。もう、昭。照れてないでYOUおりちまいなよ!
とはいえ、眼鏡堂書店は大変反省しております。
本当にありがとうございました。
さて、4月ですが本業が多忙につき読書会はお休みです。
5月にぼちぼち始めようと思いますので、それまでお待ちください。
最後に、もし気に入っていただけたなら、読者になっていただいたり、ツイッターのフォローや、#眼鏡堂書店をつけて記事を拡散してもらえると喜びます。以上、眼鏡堂書店でした。
