眼鏡堂書店

山形県東根市を中心に、一冊の本をみんなで読む課題図書形式の読書会を開催しています。 また、眼鏡堂店主による”もっと読まれてもよい本”をブログにて紹介しています。

【開催しました】『私の推し本』

7月17日(日)に、さくらんぼ東根駅前のコーヒー屋おおもりにて読書会を開催しました。普段は課題図書を1冊決めて行うのですが、前回の課題図書『父の帽子』に結構気合を入れたにもかかわらず人数が集まらず中止に(泣)

そんな感じでショックを受けた主催者でしたが、そのショックのあまり『私の推し本』という実に雑なテーマ「一体他の方々はどんな本を読んでるのだろう?」という探究的なテーマで募集してみました。

その結果、(主催者を含めてとはいえ)過去最多の5名の参加者での開催となりました!しかも、お初の方にもご参加いただくなど驚きがてんこ盛りです!

そんなわけで、最近あったうれしかったこと&自己紹介をした後、早速、皆さんの推しを鼻息荒く語っていただきました。

ご紹介いただいたのは、以下の通り。

 

眼鏡堂書店

『カロや 愛猫作品集』梅崎春生

『ボロ家の春秋』梅崎春生

『世界の駄っ作機』岡部ださく

Y氏

『新訳 走れメロス森見登美彦

女将

『人生を変えた本と本屋さん』ジェーン・マウント

『愛という名の支配』田嶋洋子

『これからの男の子たちへ』太田啓子

Aさん

『あきない世傳 金と銀』高田郁

『AIvs教科書が読めない子どもたち』新井紀子

Tさん

『放課後の音符(キイノート)』山田詠美

『血も涙もある』山田詠美

 

ひとりで本を読んでると、どうしても好みが偏る傾向にあります。

別にそれはそれで構わないのですが、世の中には死ぬまで読み続けてもまだまだ有り余るほど本があふれています。

こうして読書会でそれぞれの推しを語っていただくと、自分の全く知らなかった本がたくさんあるのだなあ、と心の琴線を震わされまくりました。

……さて、ここで白状しておきたいことがあります。

最多の参加者、とにかく参加者に楽しんでもらおうという主催者としての意気込み、

それらが絡み合った結果、写真が1枚もありません(泣)

写真を撮り忘れるほど、非常に楽しい読書会でした。参加していただいた方々も同じように楽しんでいただけたのなら幸いです。

また、ご興味ありましたら眼鏡堂書店の読書会に再びご参加いただければと思っております。

 

会場をお貸しいただきましたおおもりのマスター&ママさん、そしてご参加いただきました皆様、大変ありがとうございました。

次回なのですが、全国的なコロナウイルスの拡大傾向などがありオンラインにしようか少人数で開催しようか迷っているところ。なので現状、8月の読書会は未定となっております。開催が決まりましたら、当ブログ、およびフェイスブックで告知しますのでしばらくお待ちください。

 

みなさま、大変ありがとうございました。

 

【追記】

今回度紹介いただきました本の中で、興味がわいた『放課後の音符』を終わったその足で買ってみました。冒頭をさらっと読んで思ったのは、「やっぱ男子より女子の方がずっと大人だなあ」でした。